■ 基礎工事(配筋)
◇ 鉄筋の敷設
地盤改良の次は、基礎部分の工事になります。
前回5.14のブログでも記載しましたが、鉄筋コンクリート造は
コンクリートの芯に鉄筋を配することで強度を高めたものです。
施工の順番としては、大きく次の流れです。
①構造設計上決められた位置に、まず鉄筋を配する(配筋)
②コンクリートを流し込むための型枠を設置する(型枠)
③コンクリートを流し込む(打設)
これを各階毎に行っていきます。
躯体づくりは単純なことの繰り返しのようにも見えますが、構造上最も気を抜けないところです。
私も出来れば、隣に住んでしまって毎日現場に張り付き見届けたいくらいです!
それくらい重要なプロセスと思います。また、作業の仕方以外に、途中の天候にも影響を受けます。
毎日の天気から目が離せません。早速、お天気アプリも昨日ダウンロードしちゃいました^^
さて、今回の作業は基礎部分の配筋です。
鉄筋が宙に浮いているようにも見えますが、正解です。コンクリートを流し込むためのスペースを
空け、鉄筋がコンクリートの中心部にくるように配筋します。
配筋の材料となる鉄筋です。それぞれ必要な長さや角度に切断・曲げられた状態で材料が
入ってきます。そのままでは鉄筋を固定出来ませんので針金を用いて固定しています。
暑い中、安全面からでしょうか、フル装備のボディースーツで作業されています。
一応スーツには換気扇のようなものがついているようです。
鉄筋がどんどん組み上がっていきます。
大変かと思いますが頑張ってください!